Eclipseを使ったTomcatとMySQLの実行環境の構築
Eclipseを使ってTomcatとMySQLの実行環境の構築したときのメモ。
1. Eclipseのインストール
ダウンロードページからEclipse IDE for Enterprise Java and Web Developersの最新版を取得して任意の場所にインストール。
2. Tomcatの設定
Tomcatを取得し任意の場所に展開。ここでは8.0系の最新版とした。古いバージョンは左メニューのArchivesから取得。
-
Eclipseを起動し、メニューから
Windows
->Show View
->Servers
でServerタブを開きcreate a new server...
をクリック -
Tomcat v8.0 Serverを選択し、
Next
をクリック -
Tomcatの格納先を選択して
Finish
をクリック
3. MySQLの設定
ダウンロード
- MySQLのサイトから、ダウンロードをクリック。
- ページ下部にある
MySQL Community (GPL) Downloads
をクリック。 MySQL Community Server
をクリック。MySQL Installer for Windows
のGo to Download Page
をクリック- OS、必要なファイルが含まれたものを選択
No thanks, just start my download.
をクリックしてダウンロード開始
インストール
- Customで
Connector/J
だけを追加。 - ポート番号はデフォルトの 3306 のまま
- 認証方法について、今回は
mysql-connector-java-5.1.40-bin.jar
を使うみたいなので、とりあえず旧方式の方(Legacy Authentication Method)を選択したが、後で変更できるらしい。 - Windowsサービスの登録はありとした。
- MySQL Routerは何もせず
JDBCドライバについて
注意点として、MySQLのJDBCドライバが古いと以下のエラーが起きることがある。
Caused by: java.lang.NullPointerException
at com.mysql.jdbc.ConnectionImpl.getServerCharset(ConnectionImpl.java:2997)
以下の記事を参考に最新のjarを取得、設定したところ成功。
4. 既存のServlet/JSPアプリを取り込む
zipで固められたプロジェクト資産がある場合、
EclipseメニューのFile
-> Import...
-> Existing Projects into Workspace
で圧縮されたアーカイブを指定して取り込む。
Tomcat等の場合、サーバのランタイムが解決できずにビルドエラーが生じる場合がある。その場合、Java Build Path
のLibriaries
にて適切なサーバのランタイムを指定する。
プロジェクトを選択し、Run On Server
で前述で作成したTomcatサーバを指定する。